臨床研究募集:犬の鼻腔内腫瘍
2024年9月10日
対象疾患
犬の鼻腔内腫瘍
研究目的
当研究は、犬の鼻腔内腫瘍に対する放射線治療において、新しい放射線増感剤「レブリチン」の効果を検討することを目的としています。この研究により、鼻腔内腫瘍を有する犬に対する治療効果の向上が期待されています。
研究内容
本研究では、鼻腔内腫瘍を有する犬に対してレブリチンを放射線増感剤として使用し、放射線治療を行います。治療期間は約3週間を予定しており、期間中に週5回,計15回の放射線治療が行われます。放射線治療終了後は6ヶ月後まで2ヶ月に1回CTにて検査を行います。
参加条件
以下の条件に該当する犬は、研究に参加することができませんのでご注意ください:
- 全身状態が悪い
- 何らかの神経症状が認められる
- 麻酔処置に相当なリスクが存在する
- 外科摘出を行なっている
- すでに放射線治療を行なっている
- 現在抗がん剤を投与している
診療費について
本研究に参加される場合、放射線治療料金および治療6ヶ月後までのCTおよび血液検査が無料となります。なお入院が必要な場合,入院費用は通常の料金が適用されます。
プライバシー保護
参加者の情報は厳重に管理され、研究結果は匿名化された形で報告されます。個人情報が外部に漏れることはありません。
参加方法と問い合わせ先
本研究への参加を希望される方、または詳細についてご質問がある方は、かかりつけの動物病院を通して下記の連絡先までご連絡ください。大変申し訳ございませんが,飼い主様からの直接のお問い合わせについては対応しておりませんのでご了承ください。
連絡先 | 岐阜大学附属動物病院腫瘍科 |
---|---|
電話 | 058-293-2962, 2963(病院受付) |
メール | vethsptl★t.gifu-u.ac.jp メール送信時は“★”を@に変更してください |