参加費無料、事前登録必要ありません!!!
血管肉腫はヒトでは稀な腫瘍ですが、予後の極めて悪い腫瘍です。一方、伴侶動物、特に犬でも予後の悪い難治性がんですが、血管肉腫は日常の獣医療のなかでも遭遇する機会は多く、伴侶動物医療においては「よくみるがん」です。また、悪性黒色腫は犬においては皮膚や肢端のみならず口腔内に多発する難治性のがんで、米国ではDNAワクチン療法が開始されています。ヒトの進行性悪性黒色腫についても様々な新規治療の開発が行われています。
今回のシンポジウムでは、ヒトと伴侶動物の血管肉腫および悪性黒色腫に注目し、それらの発生状況の違いや診断、治療に関する情報を共有して、これらを克服するための問題点をディスカッションします。
日時 | 2012年3月11日(日)10時~18時 |
---|---|
会場 | じゅうろくプラザ 〒500-8856 岐阜市橋本町1丁目10番地11/JR岐阜駅から徒歩1分 |
シンポジスト | 獣医学および医学分野における悪性軟部腫瘍の研究者、臨床医または臨床獣医師 |
対象 | 医師、獣医師およびがん研究者 |
主催:岐阜大学応用生物科学部附属比較がんセンター
共催:岐阜大学医学部附属病院、同応用生物科学部附属動物病院、岐阜大学技術交流研究会
協賛:公益財団法人武田科学振興財団
お問い合わせ:岐阜大学比較がんセンター(丸尾)
酒井 洋樹(岐阜大学比較がんセンター病理病態学部門長)
座長 酒井洋樹(岐阜大学獣医病理学)、久野壽也(岐阜大学医学部病理学)
獣医学 | 犬の血管肉腫および悪性黒色腫の病理学(50分発表、10分質疑) 賀川 由美子(病理組織検査ノースラボ) |
---|---|
医学 | ヒトの血管肉腫および悪性黒色腫の病理学(50分、10分) 新井 栄一(埼玉医科大総合医療センター病理部) |
座長 高木 哲(北海道大学獣医外科学)、加納宏行(岐阜大学医学部皮膚科)
獣医学 | 犬の血管肉腫の診断・治療と最新トピックス(50分、10分) 浅野 和之(日本大学獣医外科学) |
---|---|
医学 | ヒトの血管肉腫の診断・治療と最新トピックス(50分、10分) 増澤 幹男(北里大学医療衛生学部) |
座長 森 崇(岐阜大学獣医臨床腫瘍学)、加納宏行(岐阜大学医学部皮膚科)
獣医学 | 犬の悪性黒色腫の診断・治療と最新トピックス(50分、10分) 岡本 芳晴(鳥取大学獣医神経病・腫瘍学) |
---|---|
医学 | ヒトの悪性黒色腫の診断・治療と最新トピックス(50分、10分) 田中 勝(東京女子医科大学東医療センター皮膚科) |
丸尾 幸嗣(岐阜大学比較がんセンター長)