岐阜大学動物病院は、2010年(平成22年)9月に新病棟、リニアック棟、本館、入院棟およびCT棟からなる約1,900の施設に生まれ変わりました。
新病棟には7つの個室型診察室、脳外科手術にも対応できる陽圧手術室、集中治療室などを備え、本館には新たに歯科口腔外科診療室、内視鏡検査室、産業動物診療準備室を整備しました。また、リニアック棟には国立大学では初めてとなる高エネルギー型放射線治療器を設置し、マルチスライスCT装置、CアームX線装置、超音波画像診断装置、動物用内視鏡・腹腔鏡システムなどの画像診断装置と電子カルテを導入しております。
今後、高度動物医療施設としてより機能を高められるように核磁気共鳴装置(MRI)の導入を進め、中部地区で唯一の大学附属動物病院に相応しい施設に整備していきたいと考えております。