岐阜大学動物病院

教育・研究

用語の説明

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光照射器(ひかりしょうしゃき)

歯科材料である光重合型コンポジットレジンを硬化させるための光照射装置です。歯科治療において根管治療などの処置に役立ち、また、下顎骨骨折時の顎の安定を目的に使用することもあります。

飛騨牛(ひだぎゅう)

岐阜県内で14ヶ月以上肥育された黒毛和種の牛で日本食肉格付協会の枝肉格付で一定以上の品質が認められた牛肉をいいます。脂肪が筋肉内に入った脂肪交雑を示す牛肉が多く(いわゆる霜降り)、大変美味な牛肉とされています。

泌尿器・生殖器外科(ひにょうき・せいしょくきげか)

泌尿器・生殖器外科とは腎臓、尿管、膀胱、前立腺、尿道、精巣、卵巣、子宮といった尿路・生殖器に対して手術を中心に治療を行う分野です。特に動物は膀胱・尿道結石や前立腺の嚢胞、子宮蓄膿症が多く、手術によって治療します。

貧血(ひんけつ)

血液中の赤血球やヘモグロビンが減少する病気です。さまざまな原因で出血や溶血(赤血球が壊れてしまう現象)あるいは骨髄での産生障害によって発症します。貧血に陥ると食欲や元気がなくなり、口の粘膜は白く、呼吸が荒くなります。重症の貧血では、輸血などの緊急処置を必要とします。

腹腔鏡手術(ふくくうきょうしゅじゅつ)

腹腔鏡は、体表皮膚より腹腔内に挿入する内視鏡の一種で、内視鏡手術はこれを用いてお腹に炭酸ガス(もしくは空気)を入れて膨らませながら腹腔を開けずに手術を行うことです。

副腎皮質機能亢進症(クッシング病)(ふくじんひしつきのうこうしんしょう)

副腎と呼ばれる内分泌腺からの過剰なホルモン産生によって、水をたくさん飲む、おしっこの量が多い、毛が抜けるなどの多様な症状を発症する病気。ホルモンの合成を阻害する内服薬によって症状の発現を抑えます。

不正咬合の矯正(ふせいこうごうのきょうせい)

上顎歯と下顎歯が正常に咬み合わない場合の治療です。犬では乳犬歯の乳歯遺残によって永久犬歯に起こることが多く、岐阜大学動物病院では楔を作って矯正する治療を行っています。

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